仕事から生き方へ。境界線を持たず、挑戦し続けるクリエイティブディレクター2BOYの現在地。

「仕事であり趣味、趣味であり仕事」。そう語るのは、アソビシステム株式会社でクリエイティブ・デザイン部門を牽引するクリエイティブディレクター、坪井泰一郎(2BOY)だ。 音楽・広告・エンタメ領域を横断し、コンセプト設計からビジュアル、PRまでを一貫して手がける。

ジャンルという概念に囚われず、インスピレーションのままに手を動かす彼のスタイルは、まさに変幻自在だ。 「20代よりも今が圧倒的に楽しい」。 そう笑う彼が、クリエイティブな視界を邪魔しないためのギアとして選んだのが、都会のアクティブな日常に溶け込むアイウェア、Eyevolだった。

「“クリエイティブディレクター”って、すごく都合のいい言葉ですよね」
ブロンドのセンターパートに、真っ白なスタジャン。 坪井泰一郎は、少し悪戯っぽい笑みを浮かべてそう言った。 アソビシステム株式会社のクリエイティブデザイン部門に所属しながら、クリエイティブディレクター、グラフィックデザイナーとして、原宿を起点とした東京のカルチャーシーンを牽引する。音楽・広告・エンタメ領域を横断し、コンセプト設計からビジュアル、PRまで。彼が手掛ける領域に、境界線は存在しない。

TSUBOI'S WOKRS
01: PUMA “scRUNble” Collection / Creative Direction,Art DIrection, Design
02: ONE OK ROCK ”Renegades” / Art Direction, Design
03: KOSE COSMEPORT x CUTIE STREET “明日のわたしもCUTIE キャンペーン” / Art Direction, Design
04: & chouette “Season Visual” / Art Direction
05: ドンタコス×FREAK'S STORE / Art Direction, Design,Copy writing
「デザインにおいて、自分の手を動かすのが最適解ならデザイナーになるし、他に最適な人がいればディレクションに回る。全部書くとキリがないから、肩書きでうまくまとめているだけなんです」
領域を横断し続ける彼にとって、肩書きは単なるラベルに過ぎない。重要なのは、何を作るか。そして、どう楽しむかだ。 多忙な日々を「圧倒的に楽しい」と言い切る彼の、創造の源泉と、その視線を支えるギアについて話を聞いた。
比べないために、あえて見ない。独自のインプット論

クリエイターといえば、常に最新のアートやデザインに触れ、インスピレーションを浴びているイメージがある。しかし、坪井のスタンスはその真逆を行く。
「憧れのデザイナーもいないし、美術館や展示会も全く行かないですね。人の作品を見たくないんです。『いいな』と思うと、悔しくなっちゃうから(笑)。感心している場合じゃないぞ、と」
その言葉には、作り手としての純粋なハングリー精神が宿る。 彼がヒントを得るのは、同業者のポートフォリオではなく、混沌とした「日常」そのものだ。

「自分とは全く関係のない人や、興味のないジャンルからあえて情報を得るようにしています。今の時代、放っておくとAIが自分の好きなものばかりをおすすめしてくるでしょう? それは自分の世界を狭めることになるから嫌なんです」
ノイズを愛し、予期せぬ出会いを面白がる。 仕事と趣味の境界線も、彼の中では溶け合っている。「仕事であり趣味、趣味であり仕事」。そのシームレスな感覚こそが、飽くなき探求心の正体なのだろう。 常に満足せず、次から次へと新しい興味が湧いてくる。そんな「天職」に身を置く彼が、相棒として選んだアイウェアがある。
それが、Eyevolだ。
クリエイティブな視界を邪魔しない「違和感のなさ」

「普段はコンタクトなんですが、オシャレなメガネも欲しいと思って出会ったのが、Eyevolの『RYSⅢ(ライズⅢ)』でした。ウェリントンとスクエアの中間のような、しっかりとしたフォルム。今日みたいなスタジャンスタイルに合わせると、少しクラシックな雰囲気が出てすごくいいんです」
彼が手に取ったのは、ファッションアイテムとしてのEyevol。しかし、彼を虜にしたのは、その裏側にある「プロスペックの機能性」だった。
デスクワークでモニターを見続ける時も、現場でディレクションをする時も、あるいは夏フェスの喧騒の中にいる時も。彼はEyevolをかけ続けている。

「Eyevolのすごいところは、かけているのを忘れるくらいストレスがないこと。普段メガネをかけない人間からすると、こめかみの締め付けとか、耳の痛みってすごく気になるんです。でもEyevolは、テンプルが頭を包み込むようにフィットするから、それが全くない」
クリエイティブな作業において、微細な身体的ストレスはノイズになる。 Eyevolの最大の特徴である、可変式のノーズパッドと、内側のラバー素材。汗をかいてもズレ落ちず、長時間かけていても肌への負担が少ないその設計は、アスリートだけでなく、デスクに向かうクリエイターにとっても最適解だった。
「鼻あてや耳にかかる部分がラバーだから、長時間かけていても痒くならないし、落ちてこない。機能性とファッション性、どちらも妥協していないのがいいですね」
今が、圧倒的に楽しい。

「ファッションは好きですね。本来は年甲斐を気にすべきなんでしょうけど、それも含めて楽しんでいます。流行りものも、なぜ流行っているのかを知るために一度は袖を通してみる。食わず嫌いはしないですね」
ジャンルに囚われず、挑戦をやめない。 その姿勢は、Eyevolというブランドが持つ「スポーツとファッションの垣根を超える」というコンセプトと、驚くほどシンクロする。
サングラスも愛用しているという坪井。「紫外線防止という実用的な機能がメイン」と言いながらも、その選び方には彼らしい美意識が光る。 シンプルに見えて、細部にこだわりが詰まっていること。どんなシーンにも馴染むのに、埋没しない存在感があること。

「自分が表現できる領域を、もっともっと広げていきたいですね。作りたいものが思い浮かぶうちは、一生これを続けていくと思います。やりたいと思ったからには、とことんやる。適当にはやらない」
インタビューの最後、彼は清々しい表情でこう語った。
昔も楽しかったけれど、今はそれ以上に、人生の解像度が高まっている実感があります。経験を重ねるごとに「今日の自分が過去最高」という記録を日々更新しているような、静かで確かな充実感を噛み締めています。

経験を重ね、自分のスタイルを確立しながらも、守りに入ることなく攻め続ける。 彼の目には、レンズ越しに、まだ見ぬ新しい景色が映っているに違いない。
一人の人間が一生かかっても見切れないほど、大量の制作物に溢れる現代。東京のビルの巨大モニターは、今日も誰かのクリエイティブを映し出す。

PROFILE
プロフィール坪井 泰一郎
Taichiro Tsuboi











