極限のスピードと、組織の舵取り。 2つのハンドルを握る男が求めた、「歪みなき」視界。

時速200kmを超える世界。心拍数は180bpmに達し、それが60分以上続く。 流れる景色の中で、一瞬の判断ミスも許されないレーシングドライバーの世界において、「見る」という行為は生命線だ。 スーパーGTやスーパー耐久の最前線で戦いながら、チーム代表として組織も牽引する平中克幸。 ドライバーとして、組織の代表として。2つの視点を持つ彼が、その過酷な日々の相棒としてEyevolを選んだ理由に迫る。

Profile:平中克幸(Katsuyuki Hiranaka)|レーシングドライバー
1981年生まれ、北海道出身のレーシング・ドライバー。小学6年生でカートを始め、1995年にレースデビュー。フォーミュラトヨタ・レーシング・スクールを経て、全日本F3選手権に参戦、さらには渡欧してF3ユーロにも挑戦し、2003年のマカオGPで3位入賞を果たす。2005年からは国内に戻り、フォーミュラニッポンやSUPER GT、スーパー耐久に参戦。現在もドライバーとして、SUPER GTとスーパー耐久に出場しながら、チームの代表としても活躍し続けている。
Racer's Perspective「コンマ1秒」を左右する、光のコントロール

レーシングドライバーという職業に対し、私たちは華やかなイメージを抱きがちだ。しかし、平中が語る現実は、極めてストイックでフィジカルなものだ。
「日々のトレーニングは今でも欠かさずに行っています。意外かもしれませんが、ドライバーに必要なのは、筋力よりも持久力なんです」
かつてヨーロッパで戦っていた時代から、彼は専用ジムで集中的なトレーニングを積んできた。そのメソッドは独特だ。 「例えば、考え事をしながらランニングする感覚に近いですね。170〜180程度の、高い心拍数を維持しながら、思考力を落とさない訓練をしています」

極限の身体的負荷の中で、冷静に戦略を練り、マシンの挙動を感じ取り、瞬時の判断を下す。その「思考」の入り口となるのが、視覚情報だ。しかし、平中は自身の体質についてこう明かす。
「レースの後はとにかく、目が疲れますね。もともと、目が光に弱い体質なので、光のコントロールは結果に直結してくるんじゃないかと」

時速数百キロの世界では、一瞬の視界のブレや眩惑が命取りになる。できるだけ目の疲労を減らしたい。その切実な思いから、彼は普段の運転でも必ずサングラスをかけてきた。だが、かつて愛用していたサングラスには、ある微細な、しかし無視できない「ノイズ」があったという。
「昔、別のサングラスを使っていた時は、強い光が入った時の、視界の滲みや歪みが気になっていました。例えば、カーナビやスマホの画面がぼやけて見えたり、光がちらついて見えたりする時ですね」

一般道での運転中、ふとナビを見た瞬間に感じる違和感。強い日差しを受けた時の視界の滲み。多くの人が「サングラスなんてこんなものだ」と諦めてしまうような些細な現象も、コンマ1秒を削り出すプロフェッショナルの目には、許容しがたいストレスとして映る。 そんな彼が出会ったのが、Eyevolの『CONLON III(コンロン スリー)』だった。

「CONLON III に変えてからは、視界がとてもクリアになり、今まで気になっていたことが、全然無くなりました。顔とのフィット感も段違いですね」
平中がかける CONLON III は、定番よりも高いグレードの偏光レンズ、「volsystem™Urban」を搭載していることにより、カーナビやモニターの光の滲みを抑え、ドライブに革新的な快適さをもたらす。さらに彼は、レーサーならではの究極の願望を口にした。
「いつか、レース用のヘルメットのバイザーにも、Eyevolの技術が搭載されることを願っています」
バイザーは傷つきやすく、その微細な傷が乱反射を生み、パフォーマンスに影響することがある 。この言葉こそ、彼がEyevolのレンズ性能に寄せている、最大級の賛辞と言えるだろう。
Leader's Perspective 「走るだけ」では終われない。代表としての新たな視界

2022年、平中は新たな挑戦を始めた。ドライバーとしてだけでなくチームの運営にも携わるようになり、2025年からは自らチーム代表として組織を牽引する立場になったのだ。
「正直、ドライバーだけやっている方が楽でしたね。『もっと早く走りたい』と、ストレートに希望を伝えるだけなので」
彼は苦笑交じりにそう振り返る。かつてはアクセルを踏むことだけに集中できた。だが今は、メカニックやエンジニアなど多くのスタッフをまとめ上げ、予算配分やチーム強化といった経営判断を下す立場にある 。

「チームスポーツである以上、みんなが同じ方向を向いていないと勝つことはできません」
みんなの目的と想いをひとつにする。代表としてチームの舵を取り、結果へと導く。その重圧は計り知れないが、平中は「今までできなかった範疇のことまでできるようになった」 と、その変化を前向きに捉えている 。
Life Scene オンとオフを繋ぐ、唯一の選択肢

サーキットを離れ、束の間の休息となるオフの日。趣味のゴルフに向かう平中の目元には、やはり『CONLON III』がある 。
「以前はいろいろなデザインのサングラスを持っていて使い分けることもあったのですが、今はこれ一択ですね。落ち着いたオールマイティーという感じで、スポーツからフォーマル、普段使いまで、どんなシーンにも合うので手放せないです」
極限のレースシーンで証明された機能性と、日常を彩るファッション性。その両立こそが、多忙な日々を送る彼がEyevolを選び続ける理由なのだろう。

「結果を出すことが全てだと思います。チームのみんなの頑張りが報われるよう、さらなる強化を図っていきたい」
サーキットの熱気の中で、あるいは静かな日常の中で。平中克幸の視界は、今日もクリアだ。歪みのないレンズ越しに見えるその景色は、彼が目指す「勝利」へと真っ直ぐに続いている。

PROFILE
プロフィール平中 克幸
Katsuyuki Hiranaka











